日本とイタリアの違い2 ~diffarenza tra italia e giappone 2



今日は、日本とイタリアの違い その2です。

基本的にイタリアではあまりテレビは見ません。
ほんとは勉強のために見たほうがいいのですが...
なぜかというと、ぜんぜん日本の番組のタイプとちがうからです。
やっぱり私は日本のテレビのほうがおもしろいと思うし、イタリア人と嗜好が違うのでイタリアのテレビは楽しめません。

そう、今日はテレビ番組の違いについて話したいと思います。

日本はニュース、情報番組、ドラマ、バラエティ、クイズ、グルメ、映画などいろいろありますね。
イタリアに来てから、本当に日本のテレビが恋しいです。


イタリアはチャンネル数はすごく多いのですが、
番組のタイプがあんまりない気がします。
イタリアの番組は、ニュース、ドラマ、クイズ、料理、映画の放送がほとんどです。
とくに料理番組とクイズが日本に比べてすごく多いです。
平日の夕方~夜はいつも3~4つくらいのチャンネルはクイズ。
土日はほぼ1日中料理番組といった感じです。
そして、再放送が異様に多いです。
特に夏は昔のドラマやアニメの再放送ばっかりです。
あとは、アメリカの番組を放送しています。

私がトリノにきてすぐのころ、ルームメイトはすごくテレビが好きで、いつもかけていました。
※日本人に比べてイタリア人はすごくテレビっ子です。
日本では、あんまりテレビ番組のことが話題になるということはないと思うのですが、イタリア人の会話は基本テレビのことと言ってもいいくらい、テレビです。
唯一共通していることは、日曜のテレビ番組はいいのがないということくらいですね!
イタリア人にとっても日曜のテレビは「見るもんないわー」って感じみたいです。

去年の家で夕食時にいつもかかっていたのが、アメリカのリサイクルショップの番組です。これは、いつも経営者の家族と、ものを売りに来た人が喧嘩している番組で、なにがおもしろいのか全然わかりません。
というか、ごはんの時に喧嘩や言い争いとか聞きたくないです。
会話のほとんどが、パロラッチャ(ののしり、汚い言葉)で、私はそのような言葉を聞くのも、いうのも慣れていません。
日本人はみんなそうだと思います。

私は関西人なので、「あほ」は言うので、それがパロラッチャになるのかな?と思って聞くと、それはパロラッチャじゃないそうです。
とにかくこの番組はほんとに嫌いだったので、イタリア生活に慣れてきたころにやっと嫌いだと申告しました。笑


ドラマは、日本は週1回の1時間が基本ですが、イタリアは週5の1時間もしくは、週1だけど、3時間といった感じでとにかく進むスピードが速いです。
1回逃すと全然ついていけなくなるし、週5であると、'早く続きみたい'といったわくわく感が全くありません。
なので、イタリア人は見逃すとネットでその分を見てます。

ドラマのテーマもいろいろですが、基本的に恋愛の要素が大きいです。
しかも、あっちこっちこんがらがってるので、わかりにくいし、あんまり感情移入できません。

なので、ドラマを見ようという気には全然なりません。


今年私が見た番組は、

1.ピッコリ ジガンティ:piccoli giganti

この番組は、子供が主役の番組です。
6歳から12歳くらいまでの子供たちが3つのグループを作って、毎週いろいろなパフォーマンスに挑戦します。
子供たちのパフォーマンスは、ダンス、歌など様々で、子供と思えないくらい素晴らしいものです。
それが何週かあり、最終的に一番ポイントの高かったグループの勝ちという番組です。

この子供たちがかわいいのはもちろんですが、司会を務める5歳くらいの男の子、
ジョルジーノ(giorgio zacchiaくん)がほんとにかわいすぎるんです!!!
ジョルジーニョ


去年、はじめてこの番組を見たとき、ジョルジーノがスーパーマリオになって、ゲームの再現をしていました。
それがもうかわいくてかわいくて...

一瞬でジョルジーノのファンになりました!笑

あとは、子供たちが隠し撮りカメラでモニタリングされているのもみどころのひとつだと思います。
私が見た時には、チームの最年少メンバー3人がロボットのふりをすることになり、日本の会社に実際に宣伝するというものでした。ロボットっぽく話したり動いたりして、商談はうまくいったのですが、日本人が「今からこのロボットを日本に持って帰りたい」というので、子供たちは大慌て!
ほんとにかわいかったです。
とにかく子供たちがかわいすぎるので、子供がすきな人や癒されたい人にはお勧めです。


2. テプテーション アイランド:temptation island

この番組は、6組のカップルが3週間お互いに会ったり、連絡を全く取ったりしないで過ごして、愛を確かめるというものです。
基本的に、女の子が彼氏の自分への愛を確認したくて応募します。
離れている3週間の間、それぞれ12人のシングルの異性と一緒に過ごします。
毎日海に行ったり、プールで遊んだり、スパに行ったり、ほんとにうらやましい生活です。

3週間カップルは会えないのですが、1週間に1~2回くらいお互いがどのように過ごしているかわかるように番組スタッフがとったビデオを見ます。
多分番組としては、'喧嘩させたい'、'もめさせたい'つまり、番組が成り立つように、ビデオ撮影して渡しているので、異性と親しくしているところやパートナーについての文句を言っている場面をピックアップします。
なので、当然そのビデオを見たあとは荒れています。笑

そして、この番組を通してわかることは、イタリア人(とくに女の子)はすぐ嫉妬、束縛する、めっちゃ重いということです。
そんなことくらいで?っというようなことで、怒ったり、泣いたり、とにかく忙しいです。
日ごろから思っていることですが、イタリアの男の子はほんとにパツィエンツァ(忍耐)がある!
私がイタリアの男だったら、いくら美人でもイタリアの女の子は怖いし強いしわがままだし、絶対付き合いたくありません!!!笑
束縛、嫉妬、重いのはもちろんなので省きました。

まあ、イタリア人はそんなことに付き合って、'大恋愛'してる自分が好きなので、きっとそういったことに耐えれるのでしょう。

これも日本人とイタリア人の違いですね!

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

Arisa

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